ミュージック・クリップのディレクターとして有名なミシェル・ゴンドリーの新作映画 「エターナル・サンシャイン」 を観た。ミシェル・ゴンドリーは、Directors Label Michel Gondry Best Selection のDVDも持ってるくらい大好きなんだけど、映画を見るのは初めて。
主演の2人、ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットが良かった。ケイトはくっきりはっきりした目鼻立ちをしてるので、アニメキャラのような赤や青に染めた髪がよく似合ってた。かわいい。赤いパーカー着てる時は、ちょい太めなパンツのせいで、「ドロへドロ」の能井みたいだと思った。萌え。
この映画では、愛し合った二人が、多くの恋人たちと同様にすれ違い、別れる。二人は別れのつらさから解放されたい一心で、恋人との思い出の記憶を一切消去してしまう。
お互い、付き合っていた頃の記憶がないまま再び出会い、恋に落ちる。別れるほど仲が悪くなった二人が、記憶が消去されたことにより、再び出会った頃の愛し合う二人に戻ったのだ。
が、それなら再び仲が悪くなって別れてしまうのではないか? また同じことの繰り返しではないか? その疑問に対して、この映画は答えのようなものを出している。二人の愛がいつまで続くかはわからない。が、今度こそ、きっとうまくいくはず、という希望を感じさせるラスト。
恋人たちの付き合い始めは美しい。それは、お互いに謙虚だからだ。最初は、一緒に話せるだけでうれしかったりする。その後、デートしてうれしい、手をつないでうれしい、キスしてうれしい、というようにハードルをクリアするたびに、うれしいことのレベルは上がっていくのだが、謙虚さが少しずつ失われていく。
「ケロロ軍曹」にも、「人は、当たり前に冷たい」 という言葉があったが、人は幸せにすぐ慣れてしまう。お互いに謙虚さを保ち続けることの、なんと難しいことか。