今野緒雪「マリア様がみてる ハローグッバイ」

2008年12月27日 22:54 [books] [マリみて]

今野緒雪「マリア様がみてる ハローグッバイ」を読んだ。本書にて祥子と令が遂に卒業。そして、このシリーズも一区切り。

「フレーム オブ マインド」 に収録されている短編「ドッペルかいだん」の漫研部員がさりげなく再登場したり、久々の蓉・江・聖揃い踏みとか見所あるものの、個人的にはヘタレな令の無神経王子(?)っぷりが一番楽しめた。

ところで、前年の卒業式と同様、今回も送辞と答辞の内容が記述されていない。今野緒雪先生にとって、あまり重要ではないということなのかもしれないが、作家としては腕の見せ所かと思うのだけど、どうなんだろう?

(最近読んだ河原和音「高校デビュー」第13巻には、ヒロイン晴菜が送辞を読み上げるシーンがしっかり描写されていたので、ちと気になった)

聖と志摩子は1年振りに再会したものの・・・、特に何事もなく。白薔薇属性な俺としては、ちと物足りない印象。同人に任せるってことか? そして、乃梨子と菜々のあだ名が確定・・・。

前作「卒業前小景」感想 にも書いたが、本書での幕引きは全く意外ではない。晴々とした読後感があり、個人的に「マリみて」は人生変わる程の影響を受けてしまった作品なので感慨深い。今野緒雪先生、お疲れ様でした!

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