興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展

2009年06月01日 00:08 [art]

先日、「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」を観に上野の東京国立博物館 平成館へ赴いた。

長い行列に並んで数十分待った後、入館。東京に出陳されるのはほぼ半世紀ぶりとなる阿修羅像は、ライトアップされて目映く輝いて見えた。

顔や衣は写実的だが、細長く伸びた6本の腕は筋肉の形状を無視してデフォルメされた印象。写実とデフォルメが混在しているにも関わらず、全体としてバランスがとれて見えるのは不思議だ。

今回は側面や背後にも回り込んで鑑賞できたため、3つの顔全てを正面から拝顔することが出来た。6本の腕の付け根もよく見えた。

阿修羅像と同じく八部衆像のうちの1つ、迦楼羅像は嘴のついた鳥頭人身の像。俺はこれを見て、王欣太先生の「蒼天航路」に登場した烏丸族の長・踏頓を思い出した。

他にもいろいろあったのだが、個人的には康慶の四天王像が一番よかった。凝った装飾に迫力ある造形で大変見応えがあった。尚、会期は 6/7(sun)まで。

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